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9号(1997年11月15日発行)北方領土を芸術の島に!!

北方領土を芸術の島に!!

エリツィン大統領は五井野正博士の提案を受けて、テレビニュース(97年6月)で報道

日ロ双方が五井野正博士の提案を最大現に評価

 六月下旬に小渕恵三氏(現外務大臣)を団長とする日ロ友好使節団がモスクワに入った。昨年より、五井野博士の日ロ平和条約の締結と北方四島領土問題解決の提案が日ロ双方に支持されて、日ロ外交が今年に入って急転換した流れの中での訪問である。

 六月三十日にモスクワのクレムリンに近いメトロポールホテルにて小渕氏を中心とする日本からの代表団とロシア側で「二十一世紀セミナー」(小渕セミナー)が行われた。会議中にエリツィン大統領から小渕氏に電話が入り(短い話)   
・ロ日、日ロ二十一世紀委員会の設立(小渕氏大賛成)
・日本側からの共同議長は小渕氏が適任
という内容が交わされたという。

 二つの案はまだアイディアという段階であり具体化はしてないが、十一月初めに(クラスノヤルスクで)行われた日ロ首脳会談で一歩前進しえた可能性がある。

 このロ日、日ロ二十一世紀委員会は両国の外務省と並行して活動する民間の機関として、五井野博士の「北方四島に関する解決案」をロシア国民に広くアピー ルし、支持を得る為の、いわば国と国民との潤滑油的役割を果たす。(エリツィン大統領やプリマコフ外相が五井野博士の案に賛成でも、広くロシア国民の支持 を得られなければならない。その為にもこのような委員会を設立し、その活動を通して国民に広くアピールをして行く)・(日ロ友好四十周年委員エリョーミン 氏の説明)

 そしてこの会談に先立って、エリツィン大統領は五井野博士の提案の主旨の部分となる北方領土を芸術の島にするという内容のコメントをテレビ発表したのである。しかし、このニュースも日本のマスコミは報道しなかった。

 その後、デンバーサミットにおいてエリツィン・橋本会談が行われ、十一月始めにロシアのクラスノヤルスクで非公式会談が行われたのである。

 クラスノヤルスクはモスクワと日本の中間点という地理的距離の他にロシアの中央部の山間地帯にあたり、これは来春の日本での非公式会談に、日本の中央部 の山間地である長野県(つまり大町市ウイッピー芸術院)での開催を希望してのロシア側の意向と見られる。

 この為、ウイッピー芸術院にコバリョノク現役空軍大将やブルブリス元国務長官が視察に訪れるだけでなく、来春には非常に重要な人物の関係者が長期滞在することとなっている。

 また、領土問題はネムチョフ第一副首相が担当し、五井野博士との共同作業がセッテッィングされている。

 ここまでの経緯は、昨年、五井野博士が日ロ友好四十周年の委員に選ばれ、ロシア側代表団の団長キネリョフ・ウラジミール・ゲオルギエビチ職業教育大臣と 会談した時に提案書が直接に渡され、その提案書はさらにプリマコフ外務大臣にも渡された他、ロシア側の代表団の委員を通してロシア国会下院議長にも渡され た。  

日・米・ロの300の提案の中で最高と評価

 さらにエリツィン大統領にも提案書が渡された。というのも五井野博士がラスト・ドクターとしての異名を持っており、昨年のエ リツィン大統領の心臓病の時、的確な診断書を提出してその病名がニュースで発表された後に極秘で心臓病治療の為にモスクワに招待された事実があり、これは 日本のごく一部のトップクラスの人達だけに知られている極秘情報である。その後、奇跡的にエリツィン大統領は政治復帰したのである。さらに五井野博士はク レムリン病院で、エリツィン大統領と同様な別の重病の心臓病患者(大統領経済顧問)も奇跡的に治し、患者の心臓バイパス手術が中止になった程に健康回復さ せた為、チェルノムイルジン首相やチューバイス第一副首相等の政府の上部関係者にはつとに五井野博士の名は知られている。

 五井野博士はさらに世界の三大美術館に数えられるロシアのエルミタージュ美術館やモスクワのプーシキン美術館、ヤロスラヴリ州立美術館やロシア芸術アカデミーで展覧会を開いており、芸術家としてもロシアにおいてはつとに有名である。

 この様な背景から五井野博士はエリツィン大統領並びに政府関係者から大きな信頼を受けており、五井野博士の北方四島の提案書は早々とエリツィン大統領に渡され、日米ロの三百の提案の中で最高、唯一の提案として評価された。

 日本側も複数の大臣に手渡されており、外務省筋から大きな評価を受けた。それは今年一月四日の読売新聞朝刊一面トップで「対ロシア政策転換」という見出しで、従来の「拡大均衡」路線という外務省の方針が「重層的アプローチ」として、
・北方領土問題を中心とする平和条約交渉
・首脳、閣僚級の政治対話
・経済改革への協力
・ロシア極東地方との交流
・安全保障対話
・国連など国際的問題
・北東アジア地域の安定のための協議
という七項目の原則に変わったのを五井野博士の提案書と比較すれば誰にでも容易に判断できるはずである。

 橋本総理は勇断を持って日ロ平和条約の為に従来の閉鎖的な日ロ外交をかなぐり捨ててこの様な新しい対話外交を打ち出した事は歴史的な評価に値するといえよう。

 なお、五井野博士は北方四島の領土問題だけでなく、世界各地で紛争の火種となっている領土間の争いを、国際法の枠の中で共有利用、共同利用による平和解決を明記した条約を提案している。

 ロシア側はこの提案を評価しており、ロシアとウクライナ、ロシアと中国の領土問題の友好的平和解決をエリツィン大統領は英断して、人間的世紀の新しい歴史を創り出す事であろう。

(五井野正博士による提案書)
色丹、歯舞の二島返還と国後、択捉の二島の十年後の返還並びに返還後十年間は日ロの平和的友好的な限定利用として使用されるという条件付きで日ロ平和条約を締結する草案

・ この上述した条約締結後ただちに日本は北方四島開発事業団を設立し、国後、択捉の大型港、国際空港、多目的大型宿泊施設、病院、会議場、劇場等の社会 施設を日本側の負担で建設し、十年間、ロシア国に無償で貸し、その保守、修理も日本側の負担で維持管理する事。
・ 国後、択捉の二島は十年間、政治、経済的に中立として、日本、ロシア国の干渉を受けずして、両国の特別管理下のもとで観光立国の地位を保持しながら日本とロシアを代表する人々によって日ロ平和的シンボルと理念に基づいて管理、運営される事。
・ 国後、択捉の二島の住民は、日本側の強い要望によって十年後に日本に帰属される迄はロシア国の国民としながらも、日本国の準市民もしくは特別市民とし て日本人同様の権利を与えられるものとし、帰属後はもし二島の住民が引き続き二島に留まって生活することを希望するならば、その為の日本の国籍を得る権 利、もしくは日本の市民権を得る権利を日本政府は与えなければならない。
・ 国後、択捉の二島が日ロ平和の橋として、日本とロシアの国民の心に永遠に刻み込ませる為にも日ロ双方が教育の場に於いてこの事を啓蒙し教育する事。

 この為にも、国後、択捉の二島が日ロ双方にとって理想のパラダイスの島として、平和な島として可能な限りに支援、援助を行わなければならない。

 そして、この理念の現実化として、両島が平和の架け橋として日ロの首脳会談や国際会議等、政治、経済、文化、教育の交流の開催地として貢献できる様に し、日ロの将来の歴史ビジョンがここから生まれるという様なイメージを日ロ双方の国民に印象付けなければならない。

 この為の会議所、文化施設、宿泊施設、交通網等、この目的に十分に応えられる様に社会整備をしなければならない。

 また、両島の帰属後に於いても、これらの施設がこの目的の為に、日ロ両国民が少なくとも十年間は利用出来る様にしなければならない。 
・ 国後、択捉の二島は日ロの両国家の特質上から、水産事業を維持しながらも文化事業を目的とした観光事業を中心に文化経済地域として日ロ両国が開発し、努力する事。 

 その為に、日ロ双方が国家的プロジェクトとして、この文化事業を推進させ、観光開発のメインとしての位置付けに置かなければならない。

 具体的には、日本側は文化施設の建設整備等、ハード面に於いて協力し、ロシア国側は日本側が建設したコンサートホール、美術館等を利用してバレエ、オペ ラ、音楽、絵画、映画等の一流の芸術を提供するといったソフト面に於いて協力しなければならない。

 これらの文化交流、イベントは十年後の帰属後に於いても継続するものとして、日本、ロシア国双方がこの記念すべき国後、択捉の文化事業を二十一世紀の世 代の人々に平和のシンボルとして、平和な文化事業の遺産として残すよう努力しなければならない。
・ 国後、択捉の二島が日本とロシアの平和の橋というシンボルを実質上にも築く為に、その経済の基盤を観光と水産資源に求める必要性から、国後、択捉の二 島に大型の港湾の整備等、国際観光客船並びに大型フェリー等が停泊出来る様に国際港を新たに建設し、函館、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡等の主要都市と の定期航路を確立する事。

 また、同様に国際空港を建設し、ロシア側とはモスクワ、極東地域との定期航路を開設し、日本側とは主な主要都市の飛行場とを結ぶ定期航路を開設する事。

 また、多くの観光客を受け入れる必要性から、多人数を収容出来る宿泊施設、その為の電力、水道施設等を日本側が供給しなければならない。
・ 国後と択捉の二島が観光と水産の事業で経済的に発展する為に、その障害となる関税や規制等を出来る限り排除する事。

 国際的には、例えば香港やシンガポールに見られる自由貿易国の様な形の観光、文化、水産の自由圏(国)として世界の模範となる特別区域とする。
・ 平和条約締結と同時にロシアの極東地域で宇宙万国博覧会を開催し、日本政府とロシアに進出希望の企業に、その万博出展の場所を提供し、日本側は出展パ ビリオンを自らの手で建設し、日本、ロシア双方がこの宇宙万博を大成功におさめる様努力する事。

 この宇宙博が日ロの経済交流の出発点となり、日本海経済圏を確立する為にも、この宇宙博開催地周辺の港、飛行場、鉄道、道路等の社会整備を日本、ロシア双方が協力し、努力しなければならない。

 日本側は更に、この極東地域との日本海貿易を活発にさせる為に日本側の地方都市の港の整備を行い、この極東地域と日本の主要都市との定期航路を開設する事。

 また、空路に於いてもこの極東地域との定期航路を開設する事。
・ 十年後にこの二島が帰属された後も、この二島が観光と水産を基盤とした日ロにとって平和的、友好的な利用だけに少なくとも十年間は限定される事とする。

 両島の居住者、権利者は継続してその生活を求めるならば、補償費の代わりに継続してそこに居住する権利が存続する事を日本側は保証しなければならない。

 また、ロシア国民がこの二島の帰属後十年間は共有の文化的、精神的、歴史的、友好的財産として継続して利用する事が出来る様、日本政府は保証しなければならない。
・ この両島に於いて、平和条約締結後十年並びに帰属後十年の間に問題点が生じた場合は、両島にいる日本、ロシア双方から選ばれた調停人、もしくは行政機 関が解決にあたるものとし、この範囲に於いて解決できない問題は、日本、ロシアの両政府が平和条約並びに二島共同開発の理念に基づいて解決努力するものと するが、問題解決が困難な場合は、国際法に基づいて協議し解決するものとする事。
・・・(詳細な解説は紙面参照のこと)

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